こんにちは!
色々な柑橘類がお店に並ぶ季節ですね。柑橘類を使って作るマーマレードもイギリスで昔から愛されている食べ物のひとつではないでしょうか?
先日私もマーマレードを作りましたので、その様子を紹介したいと思います。
一口にマーマレードと言っても、皮を湯でこぼしたり、白い部分を除いたりして苦みを極力入れないようにした甘いタイプと、果実を丸ごと使い苦みを残したタイプがあります。
イギリス風といえばしっかり苦みの残ったタイプ!ということでそちらの方法で作っていきます。
丸ごと茹でる
今回は和歌山の農家さんから購入した伊予柑を使います。
マーマレードにはお店に並んでいる完熟の物よりも、食べごろになる前の酸味の残った状態の物のほうが適しているので、ポケットマルシェというサイトを使って農家さんと直接やり取りしてマーマレード作りに最適なものを送っていただきました。
お鍋に伊予柑を丸ごと入れてレモン汁を加えたお湯でしっかり茹でます。
果肉をくりぬく
やわらかくなったらスプーンで果肉をくりぬいて先ほどのゆで汁と合わせて濾します。皮は細かく刻んで取っておき、煮詰める段階で加えます。
煮詰める
伊予柑のうまみが凝縮された液体にグラニュー糖を加え煮詰めていきます。
砂糖が解けるまでは弱火で、完全に溶けたら強火にして一気に煮詰めます。
瓶詰めして完成です。
苦いマーマレードは苦手という方もいらっしゃると思うのでわかりやすくするために商品名はビターマーマレードにしました。
あんまり食べたことないけど試してみたいという方は多めのバターと一緒にトーストに塗って食べるのがおすすめです。(カリカリに焼いた薄切りパンだとよりイギリス風!)
バターの乳脂肪分と合わさることで苦みがマイルドになって柑橘のさわやかさが引き立って美味しいですよ。
販売用以外にもたくさん作ったのでマーマレードを使ったケーキもこれから作りたいと思います。
こちらもご期待ください!